fish-buddha’s diary

主にtwitterで書くには長くなり過ぎる長文をこちらに書いています。

退(転)職エントリ?

ワシは人間の記憶について、あまり信用しておらず、
忘れてしまったことについて記録がなければ永遠に失われてしまうと思っている。

所でワシが前職を退職した際の事は当然どこにも記憶がない為、
転職活動の内容も含めて備忘兼ねてここに記録しておきたいと思う。
尚、本件は備忘を主目的とした記事なので
内容を時系列に沿って書いただけで、学びやら教訓やら上手い話は何もない。

 

~あらすじ~
金融機関に就職したワシはボチボチの営業成績と

心臓に毛が生えたと言われる図太さから
本部配属となり有名なパワハラ上司とman to manの配置になった
心臓に生えた毛で前任の倍の期間辛抱するも、

4年で2人病院送り、2名退職に追い込んだ暴威は凄まじく、
その間全身に次々と不調が現われ、ある日ブッ倒れたワシは
普通の営業に戻りたい旨を管理職に相談。
希望が叶って別の支店に営業として再配属されることになった。

 

~あらすじおわり~

営業に戻ったワシは転勤先の支店では幸いなことにそこそこ歓迎して貰えた
付いた上司も本部でメンタルを病んだ歴のある方で、
それでいてボチボチの量と質のお客を付けて貰い、営業として再スタートすることができた。
後輩や事務の方にも恵まれて雰囲気の良い、若い支店だった。

再開後の営業活動について、成績はそんな悪くなかったと思う。
切れかけていた先の復帰や、そこからの新規先紹介、
当時最優先目標だった経常外為先の獲得や、
新規先の大口特殊商品も売れて、ちょっとした表彰もいただいた。

 

が、ワシは疲れた。
正確にはスキルやテクニックはそのままでも、理不尽に耐える力が明らかに下がった。
営業そのものが多少上手く行ったとて、
営業していれば理不尽なことは山ほどあるし、
それに対して以前は平気だった毛の生えた心臓が
一々疲れる様になってしまい、希望通り働けてはいたものの、
昔ほどの無敵さというのはなくなってしまった。
そしてこの先何十年も同じ仕事をしていく自信もなくなってしまった。

 

本店にいた頃、背中が蕁麻疹だらけになり、
耳が聞こえなくなり、心臓が痛み、次々と発生する不調
(全てメンタル起因)に「このままでは殺される」
と思っていたワシは、かつてない真剣さで転職活動をしていた。
そして、支店に戻った後もその際のエージェント登録等は
抹消していなかったので、当時ほどの真剣さは無いものの
職活動自体は細々と続けていた。

 

当時の務めは腐っても大手金融機関で、
特段スキルがない一方で基本的に年収を維持しつつできる転職は
コンサルの様な安定性を欠く業態しかなく、
あまり気のない面接を受けては落ちるか
次に進んでも焦って面接には行かずにノロノロと引き延ばしを図ったりしていた。

 

そんなある日、エージェントから送られてくる求人ではなく
公開求人を何となく眺めていると、そこには忘れもしない
就活生の面接解禁日、面接第一号で落とされた
当時の第一志望企業の求人要綱があった。
その殆どはそもそも応募資格が無かったのだが、
1つだけ自分に好意的に解釈すれば資格が0とも言い切れない要綱があり、
駄目で元々と思い応募してみると、なんと書類が通ってしまった。

 

面接で何を話したかはあまり覚えていない。
ただ、一つだけ、最後に言いたいことがあれば、と問われて
今思えば酷い精神論を声が震えるくらい力を込めてなんか話した
(内容は恥ずかしいので書かない)
そしたら翌日に連絡があり、内定が出た。
諸条件を色々詰め、言いたいことは、まぁ、あったが、
憧れに負け結局は大体飲んで内定受諾してしまった。 

 

前職を辞める話は、間を置かず前職に伝えた。
辞めようと思った理由が本店時代の経験であり、
次も決まっているという話をしたら、支店では割とすんなり受容された。
色々思う所あったと思うが、言っても仕方ない相手には言わなかったんだと思う。

 

その先も色々と続きはあるのだが、
今日の所はとりあえずこの程度、こういうことがあったという旨を備忘兼ねて書いておきます。